nounaiseiridesuのブログ

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受験のときも思ったけど歴史をかじっていくとぜったい宗教って壁にぶちあたるんだよね 政治的に重要な会議とかが寺社で行われてることとかいろんな宗派ができていくとか権力者がやたら仏像とかを奉納するとか そこがわたしの感覚にはなんだかよくわからなくてすごい大きい癌みたいな感じになってる

池上せんせえも言ってたけど生活に宗教要素がしみこみすぎてるから○○を崇めよう!信じよう!みたいに生活とかけ離れた宗教行為が苦手 わざわざ信じるのは違うと思うんだ 自然と手を合わせる 感謝する 畏敬の念を抱くみたいなのが日本において正しい信仰のありかたというきもちは揺るがない

そうなると歴史をちゃんと理解するうえでは神仏習合をアンチするのは間違ったことなのかもしれない…当時のひとなんかはたとえ異教の神だとしても自分らを守ってくれるすごいお方みたいな感じに思ってたんだろうな 今までの生活や信仰で育まれた日本人のふところの広さゆえの産物

でもやっぱり仏教が入ってきた以降がなんか苦手なので古代史に逃げてしまう…史料が少なく時代のプロトタイプがふやふやだからこそロマンがある 今となってはもうわからない外からの要素を限りなく取り去った日本人としての純粋な感覚のかけらをつかんで組み立ててそれを見ようとしている